2014年6月19日木曜日

社会は宇宙か

インドには詳細には5000のカースト
中国は死刑決まって二日後執行

日本人は中流家庭がほとんどで、海外と比べたら僅かな富裕層と少ない貧困層。中流家庭ってなんだ?思い出すのは生まれた家。温暖な地方都市のマンションの一階の一室、102号室、ブラウン管のカラーテレビがあって、家庭用コンピュータやスーファミはまだまだ高価だった。車は向いの駐車場に置いてあった。思えば、マンションの部屋数より駐車場はかなり小さかったし、周りに駐車スペースも、なかった。水道には浄水器をつけていた。ペットボトル入りのミネラルウォーターを買う習慣は無かった。母親に連れられて近所のママ友の家にいけば紅茶が出されていたし、うちでも紅茶を飲んでいたのが、いつの間にかコーヒーに変わっていた。マンションの一室に住まう若い夫婦たちは競い合うように一戸建てに引っ越していった。ぼーっとしてたぼくにできる友達は、友達という意識もないんだけど、いっしょに夕焼けまでを過ごす子供は極貧だった。ゴミ山のようなアパートの一室に暮らすしゃべらない子供や、6歳のときから自炊してる子供。あいつらはどうなっているんだろう。きっと高校にはいけなかっただろう。とてもきれいな心をもっていたようにおもう。少なくとも、ぼくよりは。
いまは変わっていた違う惑星に引っ越したようだな。自覚はなかったけれど20年近く経っているんだ。身体も大きくなった。ビールばかり飲んで腹もでてきた。健康そのものそれでもふるいあがらない腐った魂。頭ではわかっているっていうのが常套句、覆せないな。それでも幸せなんだ、前向いて歩けるさ、これなら。大丈夫か、心配ご無用生きていけるさ。目標ならある。しっかりしなくちゃいけないことだけ。幸せなんて言葉をぼくは知らないも同然。それでも、幸せになりたい気持ちは強い。想像ならいくらでも沸くんだ。それだけはかわっていないな。感謝ばかりなんだ、いまのぼくの思考は。もがけば、いいってもんじゃない。賢くならねば、強くならねば。わかっちゃいるけど、自分のこと知るほどに呆れるね、馬鹿さ加減には頭が下がるね。狂ってしまった、香り付きの消しゴムを探す日々に飽き飽きした奴らの背中にぶっとばせキックを、痛い瞬間は続く。



電車の床に少し血がついていて、びっくりして覗き込んだら向かいに座っていたじいさんが、こりゃ血やんな!って言ってきた。さっきじいさん血が気になり過ぎて乗務員にいいにいったんやけど。
何の血かわからないけど、魚かもしれん。安定してスペースグラインダーを思い出した自分に安心した。

今乗務員が血を拭きにきたけど、全然取れないみたい。




どうでもいい。やるしかない

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