2014年1月8日水曜日

冬の寒さ

ストーブのうえにやかんがのっている。ぼくがおいたんだけど。なんでおいたのか。強いて言うならば、部屋の保湿のためであったが、それも特に重要なほど意識はしていない。ストーブがやかんを頭に載せるのは、ぼくが帽子をかぶりたくなるのと同じでなんら意味はなくともそうしたい気持ちを面倒だと思う気持ちをやっつけてやってみるというようなことだったかもしれない。

そのやかんはコンコン音を立てて湯を沸かす。あるいはストーブだったかもしれないな。どちらが音を出しているかは別にいいのであって、これがこの部屋での冬の寒さの尻尾であった。

コーヒーが湯気を立てている。ストーブはコーヒーが好きなんだね。ぼくも好きだから気が合うね。

外はまだしとしと降っている。一月は始まったばかりで、雪もまだここではみない。京都では局地的に天気が違う。そのようなことを話した。

コーヒーを入れなくちゃ。湯が冷める前に、お風呂に入りたい。煙草を買った。プエブロさん。マニトウは今年もカビが混入して発売中止である。カビくらい喫煙するから、再販してほしい。

河原町今出川の煙草屋のおばちゃんは頭を深々と下げてあけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。と言った。慌ててぼくも深々と頭を下げる。二秒後に顔を上げてもまだ頭を下げていた。慌てて再び頭を下げる。うれしい。

ニュービートルにのって旅したい

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